ぼちぼちはじめてます
なんちゅうタイトル!

だれのことって?

もちろん篤姫こと宮崎あおいです。
このブログで度々書いてますが(度々どころぢゃないって!)
ええまぁほとんど毎回ですが。

それだけインパクトがあるといいますか
こころにグサッと突き刺さるっていうか
癒しのオーラっていうか、
かといってただやさしげだけではない演技...

っもぉ〜表現しにくいんですが
とにかく、いままでの尺度では測れない
ものを持っていらっしゃるみたいです。

まぁ篤姫DVDが完全版で3セット発売!(でも高いよこれ)
公式ガイドブック前編・後編、とどめに完結篇まで?(売れるからしかたがないか)

と、くりゃあ、吉俣良のサントラCDもパート2が発売だって!
何だってもう驚きませんよ、そりゃね。


宮崎あおいさんって、もともと童顔だし、テレビ露出も少なかったし、
だから、ぱっと見、
「なにこの子、アイドル系? 見ない顔ね、新人?」

てな感じで、みなさんほとんど無防備。

でも、その油断があぶない。

じつはガガ〜ンッとやられます。
そしていつのまにか修復不能なトラウマ(心的外傷?)ができてます。

最初は自覚症状はありませんが、そのうち突然そして徐々に(どっちやねん!!)それに気が付くみたいです。
私の場合がそうでした。

「あれっ、なに? この感覚?」
「うっ! こ、この子、只者じゃ...迂闊だったわ」

でもそのときはもう手遅れです

なお、中毒症状も併発するみたいです。
いったん見始めたら止められない、最後まで見続けなきゃいられない。
そうなります。まぁ脚本がそこそこでなきゃダメですけど。

実際、ことし全国規模で多くの日本人がそうなっています。
ブラッディ・マンディどころじゃありません(?)

初期症状は、まずいきなり無性に桜島へ、鹿児島へ行きたくなります。
この子(篤姫)が吸った空気や仰ぎ見た青い空を体験したくなります。

そして桜島に向かって叫びたくなるのです。

「いままでありがとうございま〜すっ!BYあつひめっ!」ってね。

とにかく、ただただ鹿児島へ行きたくなるんです。
(でもこれはお金とヒマのある人のみ叶えられる願望ですが)

そして次に「篤姫」の名の付くものはすべて無視できなくなるんです。

焼酎だろうが、弁当だろうが、便乗日本史サスペンスだろうが...


それは、もう中毒症状レベル2なんです。

しかし、2年前の朝ドラ『純情きらり』では影響があまり広がりませんでした。
朝8時という時間帯や初回〜5回目までは宮崎あおいが出てなかったのもあり、
それにドラマ中盤から脚本家・浅野妙子の暴走(?)もあり...。
斉藤先生(劇団ひとり)への初恋と悲しい別れまではほぼ完璧だったんですが・・・。


でもNHKも馬鹿ではありません。
二度と同じヘマはしませんでした。
今回の大河ドラマ『篤姫』では少々頭を使ったみたいです。

とにかく初回から宮崎あおいを登場させました。(こともあろうに男装でしたが)
だから篤姫出生以前〜12歳までを30分でぶっ飛ばしました。

篤姫が大成功した要因については、

いや脇役陣がすばらしいんだとかまず脚本がいいとかいろんな説があるますが、
たしかにそれも事実です。あえて認めます。
しかし、それだけでは、こんな驚異的ヒットは無理でしょう(平均視聴率24%超えとか)

たしかに、高橋英樹、平幹二朗、松坂慶子、江守徹、北大路欣也、その他
大物ベテラン俳優が惜しげもなく投入され、奥深い安定した演技を見せています。
しかし、その演技、ほとんど篤姫とのカラミや対話のところでもっとも光輝いてます。
試しに宮崎あおいをその部分からカットしたら、とたんに色あせて見えてきます。
彼女は共演者を光らせ、自分も静かに光るという、まさしくドラマの軸となっているからです。

実際、初共演の高橋さん、北大路さんといった大御所クラスが「宮崎さんと共演できて本当によかった」とベタ褒め。菊本役の佐々木すみ江さんに至っては「宮崎さんは私が日頃から尊敬する役者さん、今回共演できるなんて光栄です!」って80歳を越えた芸暦うん十年の超ベテラン女優の言葉とも思えませんね。芸暦や実績からいえば、相手はほとんど新人ていうか孫の年齢ですからね。


また、脚本がいいから他の女優でもヒットしたんでは?との意見もありますが、
ほんとうにそうでしょうか?
若手女優では、同席しただけで気迫負けするというか、ベテランの存在感に圧倒され、主演のちゃっちさが逆に強調されちゃうんじゃないですか。
そうなるとドラマ自体もうすっぺらで、安っぽい「つくりもの」にますます見えてくるというか。
(まぁ今期の月9ドラマ「イノセント・ラヴ」なんかこの例ですけどね。因みにこのシナリオ、ヒットメーカーの浅野妙子さん。でも、最近「つくり過ぎ」に拍車がかかってるような。)

まず大河の単独主演、22歳(当時はたち)の若輩を指名しますか!
ふつう、ありえません!
大河は一年間50回の長丁場、つまり民放ドラマの約4倍ですからね。
主役は長いセリフと長いカット、ありとあらゆるきびしい演技が求められるし、
もう針の筵なわけで、演技のアラを見せるチャンス(?)に事欠きません。

コケたら、やっぱりねってボコボコですよ、絶対!


では、松たか子とか松嶋奈々子など主演クラスではどうかというと、
たしかに知名度もあり演技力も安定してるので、無難で危なげはないでしょう。
でも反面、初々しさや可憐さはさすがに正直出しづらいというのが本音ではないでしょうか。

それなら、少女時代は子役で成人したら主役チャンジでいいじゃんという考えもありですが、
そうなると「この娘は薩摩時代からほんとにいろいろあったのに、長い旅路の果てに、今こうして故郷を捨て嫁ぎ先と心中しようとしてるんだ」という薩摩時代へさかのぼる気持ちの流れが途中でプツンと切れてしまいます。
とたんに「所詮ドラマはつくりもの」っていシラ〜ッって雰囲気目立ってくるでしょうね。

つまり
「ほんの少女だったあの娘がねぇ〜、こんな立派になってぇ、覚悟を決めて..ウゥッ
ってなりにくい。

「あの娘がねぇ」の「あの娘」がじっさい違う女優なわけですから。
まぁそっくりな女優探せばいいわけですが、
でもじつは、その少女時代こそがこの篤姫大ヒットの原因。
あえて言えば、大奥や江戸城無血開城なんてその延長線上にあるにすぎません。
薩摩の少女時代あればこその驚異的大ヒットなわけですから。

あの時代がつまんなきゃ、いまごろ視聴者みんな去って閑古鳥鳴いてますから。

それよりもまず、なぜ多くの人がはるか鹿児島まで(失礼!でも遠いですね)押し寄せるのか、その理由を考えたほうが、早いようですよね。

でもさすがNHK、頭のいい人がいたんですね(失礼!)。

石橋を叩いて渡る感じのNHKだったら、ふつうないでしょ。
宮崎あおいで12歳〜49歳までの37年間やり通してもらおうという決断は。
でもそれが見事に当たった。
ていうか予想をはるかぁ〜に超えて現在に至るわけですけど。


いま民放のドラマが軒並み低空飛行をしてるというのにも
『篤姫』放映の影響を無視できないんではないでしょうか。

たしかに若者のテレビ離れが加速しているのも事実ですが、
トンデモドラマ『篤姫』を見た後では、
どれもこれも、色あせて見えるんじゃないんでしょうか。
ドラマを見る基準がちょっときびしくなってると思うんですが。
最近はヒト桁スタートとか二話目急落パターンが多すぎだし。
(月9という甘い響きさえもう過去のものになりそうな...)

いってみれば、NHKは映画という世界に封印されていた宮崎あおい
(まぁ自ら封印してこられたようですが)
という最終兵器(?)をテレビ界に解き放ったようなものじゃないかと。

そう、その意味で「最終兵器彼女」は彼女でやってほしかった(それ意味ちがうって)!

で、今日のテーマ「宮崎あおいはテレビ界に放たれた刺客!?」ってことで。
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